AIは足し算じゃなくて、掛け算

多くの人は、AIを足し算だと思って使い始めます。自分に足りない分をAIが足してくれて、何も無くてもAIがあれば形になる。僕も最初はそう思ってました。

出力の質は、自分の力とAIの掛け算で決まります。

実際に使い込んでわかったのは、これは足し算ではなく掛け算だということです。自分の側に渡せるものがたくさんある人は、AIで何倍にも増幅される。渡せるものが無い人は、何を掛けても増えない。

ゴミを渡せば、ゴミが返る。きれいに言い換えても、起きていることはこれです。

同じAIを掛けても、元の大きさで結果が変わる
同じAIを掛けても、元の大きさで結果が変わる
ここだけ覚える

AIに頼るのではなく、自分を鍛えて、AIで増幅する。このサイトの全コースは、この向きで作ってあります。

丸投げすると、無駄だけがたまる

「アイデアください」「案を出して」「添削して」。頼み方がこの形だけで止まっていると、使えば使うほど無駄がたまっていきます。

薄いものが返ってくるから言い方を少し変えてもう一度頼んで、それも薄いから今度は別のAIで試して、そうやって時間だけが減っていくのに、渡している情報のほうは最初から一度も増えていない。掛ける相手をいくら変えても、自分の側が空っぽなら出てくるものは変わらないんですよね。

材料と方向を、先に渡す

で、直し方はそんなに大げさな話じゃないです。手元にある材料と、自分が考えている方向を先に渡してから相談する。それだけです。

毎回それを自分で書き出すのが面倒なら、AIのほうから聞かせればいい。相談したい時に、これを貼って送ってください。

そのままコピーして使えます

これから相談したいことがあります。いきなり案を出す前に、まず次の2つを私に聞いてください。 ・手元にある材料(メモ、資料、これまでにやったこと) ・私がいま考えている方向 答えたら、その材料をもとに、私の方向で進める案と、ほかにいい案があればそれも出してください。

補足 送ると、AIのほうから材料と方向を聞いてきます。答える時は、手元のメモや資料をそのまま貼っても大丈夫です。

これで返ってくるものが変わります、同じAIのままでも。

使いこなしている人ほど、頼む前に必要な情報を必ず渡しています。

で、自分の側の何を鍛えるのか

ここまで読んで、「自分を鍛えるって、具体的に何を鍛えるの」と思いませんでしたか。もっともな疑問で、根性論で終わらせる気はないです。

鍛える対象は3つに絞れるので、次のSTEPでその3つを見ていきます。

終わったら、ここが言えるか確かめる