記事は、1本ずつ書いていません

器ができたので、次は中身です。種明かしから入ると、1本ずつ机に向かって書いてはいません。喋って、階段を作って、型に流し込んだ。それだけです。

全部喋って、先にレベルの階段を作った

構成に入れたいものを、とりあえず片っ端から喋りました。

「初心者が、AIに仕事を任せられるところまで」を前提に、扱いたい話を思いつくまま、AquaVoiceという音声入力でバーッと喋った。打っていたら、たぶん途中で力尽きていたと思います。喋りながら最初に固めたのは、コースの中身ではなくレベルの階段のほうで、最初の版はこの4段でした。

  • マインド。AIを触ったことがない人向けの心構え
  • AI基礎。普段ChatGPTを使っている人でも知らない機能
  • AIエージェント。AIに腕と体が生えて、できることが一気に増える
  • バイブコーディング。その腕で、道具を作れるようになるまで

段ごとに、コースの名前と中身の当たりまで口で全部出して、「これをコース何十本かに分けて作って」と頼んでいます。この階段は、いまは8つの編に組み直してあります(STEP 8)。

型があるから、一気に埋まる

受け止める側には、あらかじめ記事の型を作ってありました。記事は自由に書かせず、決まった部品の組み合わせで書かせる。

部品役割
節の見出しここから何の話かを出す
本文説明する
ここだけ覚える節の結論を1つ持ち帰らせる
手順そのとおりに手を動かす
コピーできるプロンプトの枠そのままコピーして使う(枠の中はコピーされる文字だけ)
表並べて比べる
つまずきやすいところ思っていることと、実際
終わったら確かめる自分で言えるか点検する

喋った初稿がこの型に流れ込んで、コースの中の記事が一気に埋まっていきました。1本目と最後の1本が同じ見た目になっているのは、腕ではなく型のおかげです。

検品は、人の目でやりません

出す前には毎回、誤字、使わないと決めた言い方、外国語の文字の紛れ込み、画像がちゃんとあるか、を機械で確かめています。

機械が見る人が見る
決まった形に合っているか読んでいて面白いか
禁止したものが入っていないか順番に無理がないか
決めた数を超えていないかその説明で腑に落ちるか

数えられるものは全部機械へ、人の目は数えられないものだけに残す。ここを分けないと、人が数を数えることに集中して、肝心の読み心地を見なくなります。

つまずきやすいところ

量産と言っても、結局1本ずつ考えて指示しているのでは。

逆です。1本ずつ指示していたら、たぶん途中で投げていました。先に階段と型を固めて、中身は喋って一気に流し込み、個別に見るのは出てきたあとの検品と手直しのほうです。順番を逆にすると、書くたびに形がぶれて、直す量のほうが増えます。

終わったら、ここが言えるか確かめる