そのままだと、覚えていることだけで答えてくる
何も言わないと、AIは自分が覚えている範囲だけで答えます。
AIが覚えていることには、いつまで、という区切りがあります。 そこから先に出た話は、基本的に入っていない。 それでも聞かれれば答えるので、少し前の状態を、いまの話として書いてくることがあります。
これ、「その答え、ほんとに合ってる?」で見た堂々とした間違いの、いちばん出やすいパターンです。 新しく出た道具のこと、いまの料金、いつまでの期限。 このあたりを聞くときは、調べさせてからにしたほうがいい。
覚えるのは、この1行だけ
じゃあ調べる機能ってどこにあるの、という話なんですけど。 ボタンの名前も、置いてある場所も、気づいたら変わっていることがあるので、 画面の説明を覚えるより、頼み方のほうを覚えたほうが結局は長持ちします。
足すのは「いまのウェブの情報を調べたうえで答えてください」の1行です。 この1行は、次のSTEPで渡す完成版プロンプトに最初から入っているので、 暗記しなくて大丈夫。ここでは1回だけ、手で試しておきます。
- 気になっていることを1つ、普通のチャットで聞く。 最後に「いまのウェブの情報を調べたうえで答えてください。参照したページのリンクも出してください」と足す
- 返ってきた答えに、参照したページのリンクが付いているか見る
- 付いていなければ「いま調べた結果ですか。参照したページを出してください」と送る
画面に調べる機能のボタンが見えている人は、押してから送ってもいいです。 やっていることは同じなので、どちらでも。
3番で、正直に「調べていません」と返ってくることもあります。 それはそれで助かる返事で、そこから調べさせればいいだけなので。
いつ調べさせて、いつ調べさせないか
| 頼みごと | 調べさせるか |
|---|---|
| 新しく出た道具のこと、いまの料金、期限 | 調べさせる |
| 自分の状況の相談(どれから始めるか、どう進めるか) | いらない。ウェブに答えは無い |
| 事実と考えが混ざるもの(比べて選びたい) | 事実の部分だけ調べさせる |
3つ目が地味に効きます。 「調べたうえで、最後の判断は私がするので、事実と、あなたの見立ては分けて書いて」と足すと、 混ざらずに返ってきます。
待たされるのは正常
調べる機能を使うと、返事が遅くなります。 画面が静かなまま止まったように見えて、失敗したかなと思うくらいの時間がかかることもある。
あれは正常です。裏で何本もページを開いて読んでいるので、その分だけ待つ。 待つのが正解です、ここは。
なかなか返ってこないので、止まったと思って同じ内容を送り直した。
送り直すと、調べ直しがまた最初から始まります。深めの調べものは、ちょっと放置していいくらいの時間がかかると思っておいてください。手が空くので、その間に次に聞きたいことをメモしておくと無駄になりません。
- 何も言わないと、AIは覚えている範囲で答えると分かった
- 「調べてから答えて」を足して、1回試した
- 調べさせなくていい場面が、自分の言葉で言える