なぜ書き出すのか
頭の中にあるうちは、AIに渡せません。
「AIで効率化したい」と思っても、だいたいここで手が止まるんですよね。 やる気の問題でも知識の問題でもなくて、渡すものが決まっていないだけです。
僕もそうでした。効率化したいなと思いながら、 で、何を渡すんだっけ、で止まってた。
ここで作る1枚は、このあとずっと使います。 次のSTEPで実際に渡すのも、その次で印を付けるのも、元になるのはこの紙です。
書き出そうとすると、何も出てこない
「自分の作業を全部書いてください」と言われても、たぶん何も出てこないと思います。 僕も出てこなかった。区切って思い出すと出ます。
- 毎日やっていること。調べものをする、人に返事を書く、メモを整理する
- 週に1回やっていること。1週間ぶんの予定を組む、たまったファイルを片づける
- 月に1回やっていること。月のまとめを書く、たまった写真や資料を整理する
全部で15個くらい出れば十分です。多く出すことが目的ではないので、 思い出せないものは、そもそも頻度が低いということで後回しにしてください。
思い出せないときは、AIに手伝わせる
自分の仕事って当たり前になっているので、意外と挙げられないんですよ。 そういうときは先に候補を出させて、そこから選ぶほうが早いです。
私は、ふだんパソコンで調べものや文章づくりをしていて、これから自分の作業をAIに任せていきたいと思っています。
この1行は、自分の状況に書き換えてください。ここが違うと、出てくる候補が全部ずれます。
こういう人が毎日・毎週・毎月やっている「頭を使う作業」を、思いつくかぎり箇条書きで挙げてください。私が選べるように、20個ほど出してください。

ただ、出てきたものをそのまま使わないでください、ここだけは。自分が実際にやっているものだけを選びます。やっていない作業が混ざると、このあとの判断が全部ずれるので。
大きさをそろえる
書き方の粒がバラバラだと渡せるかどうかを判断できなくて、 たとえば「調べもの」だと大きすぎて何を渡すのか決まらないし、 「検索語を打つ」だと細かすぎて1つずつ頼むことになるので、 そのあいだくらいに揃えておきたいんですよね。
| 大きすぎる | ちょうどいい | 細かすぎる |
|---|---|---|
| 調べもの | 1つのテーマを調べてまとめる | 検索語を打つ |
| 書きもの | 下書きの見出しを決める | 句読点を打つ |
| 整理 | フォルダの分け方を決める | ファイル名を付ける |
「◯◯を△△する」の形で1行になるくらいが、ちょうどいい大きさです。
ここまでのまとめ
自分の作業が並んだ1枚ができました。 次のSTEPでは、この中から1つ選んで実際に渡します。 読んで分かった気になるのと、1回やってみるのとでは、そのあとが結構変わるので。
- 毎日・毎週・毎月の作業が、合わせて10個以上書き出せた
- どれも「◯◯を△△する」の形で1行になっている
- 書いたものは、全部いま自分が実際にやっている作業だ