答えはもらえる。でも、手を動かすのは自分

ChatGPTやClaudeに聞くと、答えはちゃんと返ってきます。ただ、その答えをコピーして、貼って、名前を付けて保存して、別のファイルと見比べて、というところは全部こっちの手でやっていて、気づくとAIに聞いている時間より、運んでいる時間のほうが長かったりするんですよね。

で、最近よく聞く「AIエージェント」。チャットと何が違うのか、言葉の説明を読んでもいまいちピンとこない人が多いと思うので、僕がいつも使っているたとえで説明します。

チャットのAIは、生首です

チャットは生首。エージェントは、体が生えてます。

ChatGPTやClaudeのチャットは、IQめちゃ高い脳がある生首だと思ってください。聞けば、だいたい何でも答えてくれる。ただ、首から下が無いので、しゃべることしかできません。

最近は、その生首から少し手が生えてきました。ファイルを作って渡してくれたり、ちょっと調べてきてくれたり。それでも基本は、聞かれたら答える、のところにいます。

エージェントは、体と装備が付いた人

Claude CodeやCodexのようなエージェントになると、生首と違って、体が生えてます。胴体があって、手足があって、武器や装備もたくさん持てる。ここで言う装備は、ほかのサービスとつながることだったり、MCP(AIをほかのサービスにつなぐ電話線のようなもの)で連携することだったり、パソコンの中のいろんな道具を使えることだったりします。

簡単に一例を挙げると、エージェントはパソコンを操作してくれます。画面が勝手に動く。頼むと、自分のパソコンの中でファイルが増えたり、書き換わったりする。しかも1回頼めば、読んで、考えて、書いて、保存して、と順番に進めて、完成まで持っていきます。

1回の依頼が、いくつもの作業に分かれて順番に進む。こちらが口を出すのは、最初と最後だけ
1回の依頼が、いくつもの作業に分かれて順番に進む。こちらが口を出すのは、最初と最後だけ
チャット(生首)エージェント(体と装備)
頼んだあと答えが画面に返ってくるパソコンの中で作業が進む
出てくるものチャットの中の文章フォルダの中のファイル
自分がやることコピーして、貼って、保存する置き場所を決めて、頼む

使いこなすと、1人で10人分

正直これ言っちゃうとうさん臭いんですけど、エージェントを使いこなすと、1人で10人分以上の仕事を片付けるような働き方ができる可能性があります。調べる人、書く人、まとめる人、確かめる人を、1人で全部抱えられるイメージです。

ここだけ覚える

しゃべるだけの生首と、手を動かして完成まで持っていく人とでは、できることがまったく違います。エージェントの値打ちは、答えの賢さより、手が動くことのほうにあります。

つまずきやすいところ

エージェントは、プログラミングができる人のための道具だと思っている

コードは読めなくても使えます。僕自身コードが読めないんですけど、このサイトの記事も画面も、ほぼClaude CodeとCodexに任せて作っています。僕がやっているのは、何を作るか決めることと、出てきたものを見て直すことの2つだけです。

終わったら、ここが言えるか確かめる