伸びているやり方は、形を変えて持ち込む
「ほかのSNSのやり方を、そのまま持ち込まないようにしましょう」とよく言われるんですが、正直きれいごとだと思っています。実際に結果が出ている、数字が証明しているやり方なら、形を変えてどんどん真似するべきです。
たとえば X で、強めの言い方のツリー投稿が伸びていたら、こう使います。
- 言い方を、少し自分なりに変える
- 構成を真似する
- 別のネタで使い回す
気をつけたいのは、X で伸びた誇張された言い方です。大げさに笑ってみせたり、「笑笑笑」を付けたりするような強めの言い回しは、Threads だと少し「おっ」とびっくりされて、嫌われる可能性が高いです。X で伸びている人にも普通の言い回しの人はたくさんいるので、伸びた言い方が全部だめという話ではありません。誇張した所だけを自分なりに調整して、反応が良さそうな形を見つけていってください。そのアカウントに合う物はそれぞれあるはずで、CTA は特にそうです。
逆に、全部をやさしい言い方でそろえると、目に留まらない投稿になりがちです。丁寧に敬語で話せばいい、という話ではなくて、書き出し方や、言い切る一言のフレーズでかなり変わってきます。
やりがちな失敗は、4つ
| よくある形 | 読んだ人にはこう見える | こうする |
|---|---|---|
| 相手に関係のないノウハウを流し続ける | 自分には関係ない人 | 設計書で決めた相手に意味のある手法だけを出す |
| 結果の数字だけを見せる | すごいけど、自分には遠い | そこまでの過程と、失敗して直したことも出す |
| 弱音を書いて終わる | 読むとこっちまで疲れる | 弱音を出すなら、そこからどう立て直すかまでセットにする |
| 「〜しなさい」と命令する・説教する | 上から言われている感じがして、聞きたくなくなる | 自分の体験を根拠に話す。厳しい所は理由と一緒にはっきり言う |
4つとも、書いている本人には悪気がないんですよね。役に立ちたい、すごいと思われたい、本音を出したい、ちゃんと伝えたい、のどれも正しい気持ちなんですが、出し方を間違えると逆に人が離れていきます。
Threads で求められているのは、優しく教えてくれるけど、厳しい所はズバズバ言ってくれる先生です。説明で押すより、自分がやってきた体験を背中で見せる。
Threads では、「自分もこうなれるかも」「自分もこういうのが欲しい」という気持ちが生まれやすいんですよね。なので、ちょっと先を歩いている先輩として隣に並ぶのとも少し違って、読んだ人がアカウント全体を見て、この人みたいになりたい、すごく参考になる、この人のおかげでできるようになった、と思えるかどうかが一番大事だと思っています。ジャンルにもよるので全部がそうとは言えないんですが、基本は、人に感謝される立場になること。これは僕が今までやってきた中で、考えてみたらここに行き着いた、という話です。
発信して終わり、にしない
もう1つ、伸びていく人がちゃんとやっているのが、やり取りです。投稿を出して終わりにするより、反応をくれた人との交流を大事にしている人のほうが伸びやすい。
- 返信をもらったら、ちゃんと返す
- DM にも、丁寧に答える
- コメントをくれた人の投稿も、見に行く
当たり前のことなんですが、意外とできていない人が多いです。特に最初のうちは、反応してくれた1人1人を大事にするのが、そのままファンを増やすことにつながります。
外へのリンクは、本文よりプロフィールに
投稿の本文に note などのリンクを貼ると、いいねや返信が付きにくくなります。Threads の責任者は、2024〜2025年の時点で「リンク付きの投稿を表示で下げてはいない」と話していましたが、読んでいる人はアプリの外に出たがらないので、そもそも反応が取りにくいんです。
なので、続きを読んでほしい時は、本文には「続きはプロフィールのリンクから」と書いて、リンク自体はプロフィールに置いておくのが無難です。自分の投稿への返信の欄にリンクを貼る人もいます。
伸びた投稿の本文に、そのまま note のリンクを貼って、ついでに読んでもらおうとしている
せっかく伸びかけた投稿でも、リンクが付いていると反応が鈍りがちです。投稿は投稿として読み切ってもらって、続きが気になった人にプロフィールへ来てもらう。この順番のほうが、結果的に note まで来る人が増えます。
最初はフォローの増えないプロフィールと、何が当たったか分からない投稿だったのが、今は何の人かが一瞬で分かる看板と、最初に出す型と、見本にするアカウントがそろっています。次は「バズの解剖学」。伸びた投稿がなぜ伸びたのかを、もっと細かく読めるようにします。