先にお金の話をします
始めるだけなら、無料でいけます。続けるなら、話は別です。
AIの記事って、だいたい最後まで読んでから 「なお、これには月◯◯円のプランが必要です」と出てくるんですよね。 先に言っておきます。
無料でどこまでいけるか
| 名前 | 無料で使えるか | 無料のときの制限 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 使える | いちばん頭のいい中身は、回数がごく少ない。画像は1日2〜3枚で上限に当たる |
| Claude | 使える | 数時間ごとの枠に回数の上限がある。混んでいる時間はさらに減る |
| Gemini | 使える | 上位の機能と、頭のいい中身は有料側 |
| Grok | 使える | 数時間ごとに回数の枠がある。使い切ると、そこから先は有料側 |
| Codex | 形だけ使える | お試しの枠が少しあるだけ。作業を任せる使い方には届かない |
| Claude Code | 使えない | 有料プランに入らないと起動できない |
| Gemini Spark | 使えない | 有料プランの人へ、順に配られている最中 |
回数も金額も条件も、わりと変わります。ここに書いてあるのは調べた時点の目安なので、 実際に申し込む画面で必ず確認してください。
ここがいちばん大きい差
話す用の4つは、無料のまま始められます。その代わり、作業してくれる側の3つは、どれも実質的に有料からです。
Claude Code は最初から起動できません。 Codex は無料でもお試しの枠に触れますが、作業を任せる使い方には届きません。
Gemini Spark は、有料プランの人へ順に配られている最中です。 最初はいちばん上のプランだけだったのが、真ん中のプランまで広がってきました。 それでも、いま無料で試せるものではないです。
1つ、確認してほしいものがあります。 ChatGPT は対象のアカウントに、上のプランを1か月無料で試せる案内が出ることがあります。 全員に出るものではないんですが、出ていれば、払わずに Codex まで一通り触れます。 プランの画面をのぞいてみてください。
いつ払うことになるのか
無料のまま使っていると、止まり方は2段階あります。
1段階目は、上限に当たって使えなくなる。 とくに ChatGPT の無料版で画像を作ると、数枚で上限に当たります。ほぼ一瞬です。 「続きは明日」と待てる人もいると思うんですが、 作っている途中で止められるのは、思っているよりストレスです。
2段階目のほうが大きい話で、上限がどうという以前に、そもそもチャットでは頼めない仕事がたくさんあります。 ファイルを動かす、フォルダを整理する、自分専用の道具を作って動かす。 この学び場でこれからできるようになってほしいことは、 チャット画面の外で手を動かすAIの仕事で、 無料の範囲では機能そのものが開いていません。物理的にできない、が正しいです。
「使える」と「同じものが返ってくる」は別
無料で使えても、課金している人と同じ答えが返ってくるわけではありません。
ここ、けっこう大事なんですけど、あまり説明されないところです。 AIの中には頭の良さがちがう中身が何段階か入っていて、 それぞれに名前が付いています。
どれが動くかは、契約しているプランで決まります。 無料だと、いちばん頭のいい中身は使えないか、 使えても回数がごく少ない。同じ入り口から入っても、中で働く人が違うんですよね。
これを知らないと、 人が紹介していたプロンプトをそのまま貼ったのに同じ結果が出なくて、 自分の頼み方が悪いのかなと落ち込むことになるんですけど、 たいていの場合それは頼み方ではなくて、動いている中身が違うだけなんです。
無料で使うなら、それ相応のものが返ってくる。そう思って使ったほうが、がっかりしません。
中身の名前は数か月で入れ替わるので、ここには書きません。 設定の画面で選べるものが増えていたら、それが上のプランのものです。
ここは、厳しく言わせてください
申し訳ないんですけど、ここだけは厳しく言わせてください。無料のまま使い続けるのは、おすすめしません。
無料版との会話だけで「AIってこんなものか」と判断している人、けっこう多いんですよ。 でも上で書いたとおり、無料で動く中身と有料で動く中身は頭の良さが段違いで、 無料版の答えだけ見て見切りをつけるのは、いまのAIを見ないまま決めているのと同じなんですよね。 この学び場に来てくれた人を、そこにとどまらせたくないです。
大事な試験の勉強をするとき、無料で配られているものだけで済ませないじゃないですか。 教材を買ったり、ちゃんとした環境に身を置いたりする。あれと同じ話だと思ってます。
なので正直、課金推奨です。強要はしません、払うかどうかは自己責任で。 ただ、この先のコースは、課金で開放されていく機能を使う前提でどんどん進みます。 Codex や Claude Code を使うなら、サブスク代くらいは払う覚悟でいてほしいです。
ここまでのまとめ
無料でどこまで行けて、どこから先が課金の世界なのか、線は引けたと思います。 あとは最初の1つを決めるだけです。次のSTEPで決めます。
- 自分が使いたいものが、無料で使えるかどうか言える
- Claude Code と Gemini Spark は、無料では始められないと知っている
- この先のコースが、課金で開く機能を使う前提で進むと知っている