用語は、頼める範囲の入場券
「ゴミを渡せばゴミが返る」で話したとおり、 知らない言葉の作業は、AIに頼めません。 逆に言うと、用語を1つ覚えるたびに、頼める作業が1つ増える。 学びの中でこんなに割のいい投資はないです。
で、動画を見ていると、知らない言葉に必ず出会います。 プロンプト、エージェント、コンテキスト。 ここで「まあ流れで分かるからいいか」と流すか、拾うかで、 数か月後の差がつきます。
拾い方は、その場でAIに聞くだけ
知らない用語に出会ったら、その場でAIに1行で説明させる。これだけです。
「コンテキスト」という言葉をAIの解説動画で見ました。
かぎかっこの中を、出会った用語に置き換えてください。
この用語を、次の形で教えてください。 ・1行で(専門用語を使わずに) ・身近な例えを1つ ・私が実際にAIを使うとき、この言葉がどう関係してくるか
3つ目の「自分にどう関係するか」まで聞くのがコツです。 意味だけ知っても使えないので、 自分の作業と紐づいた形で仕入れてしまう。 ここまでやると、その用語は暗記ではなく道具になります。
拾ったら、学びメモに落とす
聞いて分かった用語は、1行メモで溜めていってください。 スマホのメモでも、テキストファイルでも何でもいいです。 「コンテキスト=AIが一度に覚えていられる量。長い作業だと限界が来る」くらいの雑さで十分。
このメモ、溜まってくると効いてきます。 あとで見返して復習になるのはもちろん、AIに前提を渡して動かすようになったとき、この学びメモがそのまま材料になります。未来の自分への仕送りだと思って、1行ずつ置いていってください。
知らない用語→その場で1行説明させる→学びメモへ。この3秒の習慣が、頼める範囲をずっと広げ続けてくれます。
あとでまとめて調べようと思って、知らない言葉をスクショだけしている。
「あとでまとめて」は、経験上ほぼ来ません。動画を一時停止して、その場で聞いて、1行メモして再開する。この間1分です。1分を惜しんでスクショを溜めるより、その場で1個仕留めるほうが確実に残ります。
仕入れる順番は、やりたいことが先
やりたいことを決める → 要るものを決める → それから仕入れる。順番はいつもこれです。
やりたいことが決まらないまま集めると、全部が大事に見えて、 STEP 1のイタチごっこに戻ります。 迷ったら、情報ではなくやりたいことのほうを先に見てください。 そこが決まれば、仕入れるものは勝手に絞られます。
これでこのコースは終わりです。 仕入れ先を選び、用語を拾う仕組みができたので、 「ゴミを渡せばゴミが返る」で作った3か月の1枚に、 今日決めた仕入れ先を組み込んでおいてください。掛け算の左側が、育ち始めます。 次は、マインド編の最後「説明できたら、本物」。今日作った学びメモを、そのまま持っていってください。仕入れたものが本当に自分のものになっているか、そこで確かめます。
- 用語1つ=頼める作業1つ、の理屈が言える
- 知らない用語を1つ、実際にAIに1行で説明させた
- 学びメモの置き場所を決めた