最初に渡すのは、頼みごとではなく場所
Claude Codeに最初に渡すのは、場所です。
作業机を1つ用意して、その上に載っているものだけ触っていい、という決め方をします。机の外にあるものには手を出さない。先に線を引いておくといいと思います、頼む前に。

僕はいま、もっと広い範囲を渡して使っています。ただ最初のころはフォルダ1つだけで、狭くしておくほうが気が楽だと思うんですよね、慣れるまでは。
デスクトップに、フォルダを1つ作る
- デスクトップの何もないところで右クリックして、新しいフォルダを作る
- 名前を付ける。ai-work のような、短い半角の英字がおすすめです
- これから渡す材料は、全部この中に入れます
そのフォルダを、Claude Codeに渡す
- Codeを開く
- 入力欄のすぐ上の、場所を選ぶところで「ローカル」を選ぶ。自分のパソコンの中で動かす、という意味です
- 続けて、さっき作ったフォルダを選ぶ
- 入力欄の上に、選んだフォルダの名前が出れば渡せています

ローカルのほかにも選べるものが並んでいますが、自分のパソコンのファイルを触ってほしいので、ここはローカルです。
どこから先は、止まって聞いてもらうか
送るボタンの近くに「モード」の切り替えがあります。ここは「自動」を選んでください。使っているモデルや設定によっては「自動」が一覧に出ないこともあって、その時は「手動」を選んでおけば大丈夫です。

| 名前 | 何が起きるか |
|---|---|
| 自動 | 頼んだ範囲の作業は聞かずに進む。範囲を超える操作や戻せない操作は、裏で見張っている別のAIが止める |
| 手動 | ファイルを変える前と、コマンドを動かす前に、そのたびに確認してくる |
| 編集を受け入れる | ファイルの書き換えは聞かずに進む。コマンドの前は確認してくる |
| プラン | 先に計画を一緒に立てる。「この計画で進めますか」と聞くまで、何も書き換えない |
| 権限をバイパス | 確認も、裏の見張りも外す。設定で許可しないと選べない |
僕はほとんどずっと自動で使っていて、それで困ったことは今のところ無いです。前からあるファイルを消すとか、外にデータを送るとか、本当に大事な所では、こちらが何も言わなくても向こうから止まって確認してくるので、手動や編集を受け入れるで1回ずつ押していく必要は、今はほぼ無いと思っています。公式も、最初に選ばれているモードを自動に変えていて、もう自動が選ばれていることもあります。
自動と、権限をバイパスは別物です
名前だけ見ると似ているんですが、中身はかなり違います。自動は、聞かずに進むけれど見張りは付いている状態。権限をバイパスは、その見張りごと外した状態で、止める役がどこにもいないので、何かあっても止まりません。
公式も、パソコン本体に何をされても困らない、切り離した環境で使うものとして案内しています。僕もほとんど使っていなくて、使うなら、何をしてよくて何をしてはだめかの決まりを、先に自分で全部組んでおかないと怪しいかなと。
何かを作る時は、プランから
普通に相談しているつもりだったのに、話の途中で勝手に作り始めてしまう、ということがたまにあるんですよね。プランにしておくと、それが絶対に起きません。何を作るかを一緒に詰めて計画書にまとめて、「この計画で進めますか」を必ず挟んでから動き出し、そのあとも計画のとおりに進めてくれます。
計画書は、全部読まなくても大丈夫です。曖昧なところを一度言葉にして整理してから進むので、それだけで出来上がる物がずれにくくなります。自分用の小さい道具とか、ちょっと作りたい物がある時は、プランから入るのがかなりおすすめで、一回使ってみると分かると思います、段階を踏んで進むのが見えるので。
プランを選んでも、効くのはその会話のあいだだけです。次の会話では、元のモードに戻っています。
普段は自動で大丈夫です。何かを作る時はプランに切り替えてください。権限をバイパスは、しばらく触らないでおいてください。
毎回の説明は、フォルダに置く1枚へ
頼むたびに自分のことや決まりごとを説明するのは、地味にしんどいです。そういう毎回の説明は、CLAUDE.md という名前のファイルに書いて作業フォルダに置いておくと、Claude Codeが動く前に読んでくれます。中身はただの文章で、最初は空のままで構いません。頼んだことと違うことをされた時に、「次からこうして」を1行ずつ足していくくらいでちょうどいいです。
フォルダを1つ渡したら、パソコンの中を全部見られてしまう気がする
見にいくのは渡したフォルダの中だけです。しかも自動でも、前からあるファイルを消すような戻せない操作の前では、止まって聞いてきます。逆に言うと、渡していないフォルダにある材料は読めないので、使ってほしいものは中に入れてください。