AIって、答えを返すだけだと思っていませんか
ここまでAIに何かを頼むと、返ってくるのは文章でした。それはそれで便利なんですけど、Claudeは「〇〇を作って」と頼むと、作った物そのものがチャットの横に別の窓で開いて、その場で押したり入力したりできる形で出てきます。
頼んだ物が、その場で触れる実物で返ってくる。Claudeのこの機能を「アーティファクト」と呼びます。
AIが作った物を何でもそう呼ぶわけではなくて、Claudeの画面で、チャットの横の窓に開いて出てくるこの形のことです。文章、図、小さな道具、1ページのWebサイトのような物まで、まとまった物を頼むとこの形で出てきます。作った物は、サイドバーにあるアーティファクトの一覧に残るので、あとから開き直すこともできます。
先に、スイッチを1つ確かめる
アーティファクトは無料のプランでも使えますが、設定の中にある、コードの実行とファイルの作成を許可するスイッチがオンになっている必要があります。たいていは最初からオンですが、作ってと頼んだのに文字だけがずらっと並んで返ってきた時は、ここを見てください。
英語の表示だと、設定の Capabilities という画面にある「Cloud code execution and file creation」です。日本語の画面での名前は、自分の画面で確かめてください。
今日やることのボードを作ってもらう
作ってもらうのは、今日やることを入れると、急ぎの順に並べ替えてくれる小さなボードです。新しいチャットを開いて、これを貼って送ってください。
今日やることを管理する、小さなボードを作ってください。チャットの横でそのまま動く形(アーティファクト)でお願いします。 ・やることを1行ずつ入力して、追加できる ・それぞれに「急ぎ」「ふつう」「あとで」を選べて、急ぎの順に自動で並ぶ ・終わったものはチェックを入れると、線が引かれていちばん下に移る ・いちばん上に、残りがいくつかを大きく表示する ・見た目はシンプルにして、文字は大きめ、ボタンは押しやすくしてください
補足 少し待つと、チャットの横に窓が開いてボードが出てきます。
出てきたら、触ってみる
- 入力欄に、今日やることを3つほど入れて追加する
- それぞれに「急ぎ」「ふつう」「あとで」を選んで、並びが変わるのを見る
- 1つにチェックを入れて、下に移るのを見る
ここ、初めてだとちょっと笑うと思います。さっきまで文章でやり取りしていた相手が、頼んで少し待つだけで、自分しか使わない道具を目の前に置いてくるので。答えをもらうだけでなく、動く物を作ってもらえる。この感覚は、この先のコースでずっと使います。
気になる所は、一言で直る
使ってみて「ここがこうだったらいいのに」と思ったら、それをそのままチャットに送ってください。たとえば「やることごとに、かかりそうな時間も入れられるようにして」と送れば、横のボードがその場で作り直されます。
思ったのと違う所があったので、最初から頼み直す。
作り直させずに、直したい所だけを一言で重ねて伝えるほうが速いです。前のやり取りを覚えているので、たいていは足した分だけが変わって、うまくいっていた所はそのまま残ります。
入門編は、ここまで
生成AIが何かを知って、ChatGPTとClaudeを開いて、自分のことを覚えさせて、最後は頼んだ物が動く形で出てくるところまで来ました。この先のAI基礎編では、ここで開いた2つを使い分けながら、頼み方そのものを鍛えていきます。
次は「思い通りの画像を錬成する」。言葉で絵を頼む所から始めます。