最初に渡すのは、頼みごとではありません

Codexに最初に渡すのは、場所です。

作業机を1つ用意して、その上に載っているものだけ触っていい、 という決め方をします。机の外にあるものには手を出さない。先に線を引いておくといいと思います、頼む前に。

決めた枠の中でだけ手が動く。外にあるものは、頼んでも触らない
決めた枠の中でだけ手が動く。外にあるものは、頼んでも触らない

僕はいま、もっと広い範囲を渡して使っています。 ただ最初のころは、フォルダ1つだけでした。 狭くしておくほうが気が楽だと思うんですよね、慣れるまでは。

デスクトップに、フォルダを1つ作る

  1. デスクトップの何もないところで右クリックして、新しいフォルダを作る
  2. 名前を付ける。ai-work のような、短い半角の英字がおすすめです
  3. これから渡す材料は、全部この中に入れます

名前は何でも動きます。半角の英字をすすめているのは、 この先ずっと名前を打ち込む場面が出てくるからで、 日本語のままでも困ったことは無い、というくらいの話です。

そのフォルダを、Codexに渡す

入力欄のすぐ上に「プロジェクトを選択」があります。ここが入り口です。

入力欄の上の「プロジェクトを選択」。ここから、作業する場所を決める
入力欄の上の「プロジェクトを選択」。ここから、作業する場所を決める
  1. 「プロジェクトを選択」を押して、新しく作るほうへ進む
  2. いちばん上の欄に、プロジェクトの名前を入れる。 自分が見て分かればいいので、何をする場所なのかが分かる名前で
  3. 「ソースフォルダー」の「フォルダーを追加」を押す。 パソコンのフォルダを選ぶ画面が開きます
  4. デスクトップを開いて、さっき作ったフォルダを選ぶ
  5. ソースフォルダーのところに、そのフォルダの名前が出れば入っています。 最後に「プロジェクトを作成」を押して終わり
プロジェクトを作る画面。上が名前で、下のソースフォルダーに、選んだフォルダが並ぶ
プロジェクトを作る画面。上が名前で、下のソースフォルダーに、選んだフォルダが並ぶ

画像では codex-test という名前になっていますが、ここは合わせなくて大丈夫です。自分が付けた名前のまま進めてください。

名前とフォルダは、役割が違います

何を決めるもの
プロジェクト名自分が見分けるための名前。何をする場所かが分かればいい
ソースフォルダー手が届く範囲そのもの。ここで指定した中だけが作業場になる

フォルダは1つでなくても構いません。2つ3つ足せば、その全部をまたいで作業できます。 あっちのフォルダを読んで、こっちのフォルダに書く、ということができる。 ただ最初は1つで十分です。

Local、Worktree、Cloud と出てきたら

作業を始めるときに、この3つが選べるようになっていることがあります。 英語が並ぶとぎょっとしますけど、 中身はどこで作業するかの違いだけです。

名前どこで動くか向いている場面
Localいま渡したフォルダの中で、そのまま動く文章・資料・画像の整理。最初はこれ
Worktree本体から切り離した、別の作業場で動く大きく作り替えるのを、元を汚さずに試したいとき
Cloud自分のパソコンではなく、向こう側で動く長くかかる作業を、手元から離して走らせたいとき
ここだけ覚える

迷ったらLocalです。変えた結果がその場のフォルダに出るので、何が起きたのかがいちばん見やすい。

WorktreeとCloudは、条件がそろっていないと選べないことがあります。 いま選べなくても困りません。このコースは最後までLocalで進みます。

どこまで勝手にやらせるか、決める

もう1つだけ決めます。どこから先は、こっちに聞いてほしいか。3つから選ぶ形になっていて、名前はこうです。

名前何が起きるか
承認を求めるフォルダの外に出るときと、ネットを使うときは、そのたびに止まって聞いてくる
代理で承認フォルダの中は自動で進む。危なそうなところだけ聞いてくる
フルアクセス何も聞かずに、そのまま進む

途中で何度も止められると、面倒だから全部許可してしまおうか、という気になります。 ただ、ここは1つだけ先に言っておきたくて。聞かれる回数を減らしても、Codexが賢くなるわけではありません。減るのは、こちらが止められる機会のほうです。

速くしたいなら、許す範囲を広げるより、 使う材料を1つのフォルダにまとめてしまうほうが早いです。 外へ出る用事が減れば、聞かれる回数もそのぶん減るので。

ここだけ覚える

最初は「承認を求める」から。動きが分かってきたら「代理で承認」へ。フルアクセスは、いま選ばなくていいです。

この設定は、入力欄の下にある承認方法のメニューか、 設定の中の権限のところから変えられます。あとからいつでも変えられます。

つまずきやすいところ

つまずきやすいところ

フォルダを1つ渡したら、パソコンの中を全部見られてしまう気がする。

見にいくのは渡したフォルダの中だけです。外へ出ようとするときは止まって聞いてきます。逆に言うと、渡していないフォルダにある材料は読めないので、使ってほしいものは中に入れてください。

ここまでのまとめ

場所と、聞いてくる範囲。この2つが決まりました。 残りは頼むだけです。

次のSTEPは、少し寄り道になります。手は動かしません。 ただ、ここを知らないまま進むと、 このあとずっと同じ説明を繰り返すことになるので、先に見ておきます。

終わったら、ここが言えるか確かめる
  • デスクトップに、作業用のフォルダが1つある
  • そのフォルダをCodexに渡してある
  • 承認の設定が3つあることと、いま自分がどれにしたかを言える