差がつくのは、会話の切り方と確かめ方
同じCodexを使っていても、差がつくのはここです。会話を仕事ごとに切っているか、確かめる手段を渡しているか。最初はこの2つに、作る時の計画と、短いAGENTS.mdを足した4つを習慣にしてもらえれば。
仕事が変わったら、会話を変える
Codexが一度に覚えていられる量には限りがあって、これを頭の容量(コンテキストウィンドウ)と言います。1つの会話で全部やろうとすると、前の仕事の話が混ざったまま次へ進むことになるので、1つの仕事に1つの会話、くらいで切るのがちょうどいいです。
頼むことが変わったら、新しい会話を始めてください。
同じことを2回直しても直らない時も、3回目を言うより、新しい会話で頼み直した方がうまくいきます。
入力欄に打つコマンド
入力欄に「/」を打つと、使えるコマンドの一覧が出ます。覚えるのはこれだけで足ります。
| 打つもの | 何が起きるか | いつ使うか |
|---|---|---|
| /new | 新しい会話にする | 仕事が変わった時に。これが一番大事です |
| /compact | ここまでを要約して容量を空ける | 同じ仕事で会話が長くなった時に |
| /status | 容量と使用量を見る | 答えが鈍いなと思った時に |
| /init | AGENTS.md の下書きを作る | フォルダに物が増えてきた時に |
| /plan | 先に計画を立てるモードにする | 何かを作る時に |
違う方向に進んでしまった時は、「さっきの変更を元に戻して」と頼んでください。
何かを作る時は、計画から
順番はいつも同じで、今あるものを読ませる、計画を立てさせる、作らせる、確かめさせる、の4つです。作る物がまだ固まっていない時や、手順が多い時は、/plan で計画から入ると、出来上がる物がずれにくくなります。
確かめる手段も一緒に渡す
確かめる手段が無いと、向こうは「できた気がする」で止まるので、間違いを見つける役がこっちに回ってきます。手段を渡しておくと、間違いに気づいて直すところまで自分でやってくれます。
- まとめを作らせるなら: 保存したファイルを開き直して、頼んだ項目が全部入っているか確かめて
- ページを作らせるなら: ブラウザで開いて、ボタンを押して確かめて
終わったと言う前に、頼んだことが全部できているかを自分で確かめてください。何をどう確かめたかも一緒に報告してください。うまくいっていない所があれば、直してからもう一度確かめてください。
補足 頼みごとの最後に足してください。毎回足すのが面倒になったら、AGENTS.md に書いておけば毎回読まれます。
最初にやりがちなこと
- 「いい感じに」で頼む → 目的と範囲と終わった状態を言う
- 変わったファイルを見ずに終わりにする → 開いて確かめる
- 1つの会話で全部やる → 仕事ごとに切る
- AGENTS.md が長くなっていく → 短く保つ
- いきなりフルアクセスにする → 最初は止まって聞いてもらう
- 確かめる手段を渡さない → 一緒に渡す
- 控えなしで任せる → 先にコピーを作る(次のコースでやります)
次は「暴走を抑える3つの鍵」。任せる量を増やす前に、課金・削除・暴走の3つの事故を先に防いでおきます。作業フォルダはこの先のコースでも使うので、そのまま置いておいてください。