未来から逆算させる

初稿ができて、一言を重ねて掘り下げたら、次は「で、何からやるの」です。いまから積み上げて考えると、いまできることの延長しか出てこないので、先に未来の状態を決めて、そこから引き算させます。

そのままコピーして使えます

3年後に私がどんな状態になっていたいかを、まず私に質問してください。私の答えがあいまいなら、質問を重ねて1文にまとめ、それで合っているか確かめてください。決まったら、その状態から逆算して、いまの私に不足している資産・能力・実績・導線を分類してください。

補足 貼って送ると、3年後の姿を聞かれます。僕は「AIツールを作れて、発信でも人が集まっている状態」と答えて使っています。

返ってきた不足リストは、予言ではなくシナリオとして受け取ってください。3年後がその通りに来るという話ではなくて、いま何から手を付けるかを決めるための並べ直しです。

数字は、出させ方で嘘になる

「数字で示して」と頼むと、無い数字を作ってでも示してきます。

案が具体的になってくると、じゃあ効果はどれくらいなの、と数字がほしくなります。ここの頼み方を間違えると、それらしい作り物の数字を信じることになるので、言い方を1つだけ変えます。

頼み方
作り物が出やすい頼み方効果を、具体的な数字とパーセントで示してください
幅で受け取る頼み方確認できるデータがある場合だけ、数字を使ってください。無い場合は仮定と明記して、楽観・標準・悲観の3パターンで試算してください

3パターンで出させるのは、1本の数字だと予言に見えてしまうからです。幅で受け取っておけば、悲観のほうに転んでも耐えられるか、というまともな聞き方が自分にできるようになります。

最後は、決める

これで一式そろいました。並べ直しておきます。

  • 頭がまとまっていない時は、雑な思考の5ステップ処理(STEP 1)
  • 答えを信じる前に、重ねる一言7つ(STEP 2)
  • やることと数字に落とす時は、未来からの逆算と3パターン試算(STEP 3)

そして最後の工程は、どのプロンプトにも入っていません。出そろった材料を前に、決める。ここだけは自分の仕事です。壁打ちを極めるというのは、AIに決めてもらうのが上手くなることではなくて、自分が決めるための材料を出させ尽くせるようになることだと思ってます。

つまずきやすいところ

ここまでやったのに、まだ決めきれない。壁打ちが足りないのかと思う。

材料が出そろっても迷うのは、どちらでも成立する話だからです。そこから先は情報ではなく覚悟の問題なので、壁打ちを何往復増やしても決まりません。暫定でいいので決めて動いて、走りながら直すほうが早いです。

次は「プロンプトの絶対法則」。壁打ちで材料を出させる側から、こちらが材料を渡す側の話に移ります。

終わったら、ここが言えるか確かめる