説明は、話す直前に作るものじゃない

型が手に入ったので、最後は仕組みにします。 何かを作り終えたら、その場で4点の型を1枚のメモにして、 作ったものと同じ場所に置いておく。これだけです。

そのままコピーして使えます

いま作ったものに、説明メモを添えたいです。

ここまでの作業内容をふまえて、次の4点で説明メモを作ってください。 ・何を作ったか ・なぜ作ったか ・どう使うか ・どこを私が自分で決めたか(会話の中で私が選んだこと・直させたことを拾ってください) 私がそのまま人に話せるよう、話し言葉で、1分ぶんの長さでお願いします。

4点目をAIに拾わせているのがミソです。 作業の会話ログには、あなたが決めた瞬間が全部残っているので、 AIに拾わせると「自分、意外と決めてたんだな」が見えます。 逆に拾うものが無かったら、それも正直に分かる。

うまくなっているか、自分で測る

この1枚を作り続けていると、だんだん溜まってきます。 溜まったら、前のものと今のものを並べて、AIに比べさせてください。

そのままコピーして使えます

同じ人が書いた説明メモを2つ渡します。古いほうと、新しいほうです。

どちらが、その分野を知らない人に伝わりやすいですか。理由を3つ挙げてください。そのうえで、新しいほうに残っている分かりにくい言い方を、3か所だけ指摘してください。褒める必要はありません。

点数を付けさせても意味はないです。見るのはどこが良くなって、どこが変わっていないかのほう。 変わっていないところが、自分の癖です。次の1枚では、そこだけ意識すればいい。

この1枚が、あとで効いてくる場面

  • 人に見せるとき。作ったものと一緒に渡せば、 相手は中身を理解した人からの受け取りになります
  • 未来の自分が見るとき。3か月後の自分は他人です。 なぜこう作ったかのメモは、作り直しの時間を丸ごと節約してくれます
  • 実力を示すとき。作ったもの+自分の言葉の説明のセットは、 どんな資格よりも「この人は分かってる」が伝わります
ここだけ覚える

作ったら、説明の1枚を添えて置く。このセットが増えていくことが、この学び場で言う「実力が付く」の中身です。

マインドの締め

これで、マインドのコース群は一区切りです。 振り返ると、話は1本につながっています。 自分を鍛えてAIで増幅する。答えを疑い、褒め言葉を差し引く。 入れていいものの線を引き、仕入れ先を選ぶ。 そして最後、説明できるところまで持っていって、自分のものにする。

ここから先は、手を動かすコースが本番です。 次は「AIに任せる作業を決める」。 自分の作業を棚おろしして、使う道具を1本選んで、頼み方を1枚にする。 そこまで済ませてから、AI基礎で道具に慣れて、バイブコーディングで形にしていきます。 どの場面でも、今日までの6本が土台として効き続けます。 迷ったら、いつでもここへ戻ってきてください。

で、最後に1つだけ。 さっき「迷ったら戻ってきてください」と書きましたけど、 戻ってくる前に、分からないまま一回触ってみるくらいでちょうどいいと思っています。 調べてから触るより、触ってから調べるほうが、だいたい早いです。

失敗って、行動した結果に付いた名前でしかないと思っていて。 動いた人にしか付かないものなので、僕はあれ、そこそこ立派な成果だと思ってます。 うまくいかなかった回のほうが、次に何を変えればいいかを正確に教えてくれる。

とりあえず触ってみた回数が、そのまま次にできることの数になります。

だから、とにかく数をやってほしい。動いて、出して、また作る。 いちばんもったいないのは、どっちにしようか迷ったまま、何もしなかった時間なので。

つまずきやすいところ

いい話を聞いた気分になって、明日には忘れている。

なので、最後にもう1回だけ手を動かしてください。いま読み終えたこのコースを、4点の型で誰かに説明するつもりで1分、声に出してみる。それができたら、このコースはあなたのものです。説明できたら、本物なので。

終わったら、ここが言えるか確かめる
  • 説明メモをAIに作らせる流れを、実際に1回やった
  • 説明の1枚が効く場面を2つ言える
  • このコース自体を、1分で説明してみた