小さいものでいい
すごいものを作ろうとしないでください。毎日使うものを作ってください。
はじめて作るときほど、大きいものを作りたくなります。 けど、大きいものほど作ったあと使わなくなるんですよね。僕もそうでした。
選ぶ基準は3つです。
- 毎日、または毎週やっていること
- やることの手順が、だいたい決まっていること
- 材料を渡せば形になること
候補は、もう手元にあります
「はじめに:AI編」のAIに任せる作業を決めるで、 自分の作業を書き出して○△×を付けましたよね。あの1枚を開いてください。
○が付いていて、毎週やっているもの。そこから1つ選べば外しません。
| よくある候補 | 何をする係になるか |
|---|---|
| 長い文章や資料を要点にする | 決まった形にそろえて返す |
| 調べたことを整理する | 自分の決めた枠に流し込んで返す |
| 文章の下書きを整える | 自分の言葉づかいのまま、読みやすく直す |
| 今日の段取りを組む | 予定とやることを渡すと、順番にして返す |
作る
- ふつうのチャットで、前のSTEPの形で相談する
- 出てきた指示文をコピーする
- プロジェクトを新しく作って、設定の指示欄に貼る
- 言われた材料があれば、ファイルで入れておく
- ピン留めして、1回使ってみる
使ってみて、必ず直す
1回で完成させようとしないでください。3回くらい使うと「ここが毎回いらないな」が出てきます。そこで書き換える。 これを2〜3周やると、手に馴染みます。
作ったら完成なので、そのまま使い続ける。
使いながら削るほうが大事です。とくに、指示に書いたのに毎回無視されている項目は消してください。書いてあるのに効いていない指示は、他の指示の効きまで薄めます。
増やしすぎない
作れるようになると、いくつも作りたくなります。ここだけ気をつけてください。
3つくらいが、覚えていられる上限です。それ以上作ると、どれを開けばいいか分からなくなって、 結局ふつうのチャットに戻ります。増やすのは、 いま作った1つを1か月使ってからでいいと思います。
ここで一度、立ち止まってください
これで、このコースは終わりです。繰り返す作業を、係に変えるやり方が手に入りました。
そのうえで、いま自分がやったことを並べてみてほしいんですけど。 作りたいものを自分で決めて、それを言葉で伝えて、形にして、動かして、直した。用意されたものを触ったのではなく、自分で決めたものを作りましたよね。
ものを作るときの根っこは、これで全部です。大げさに聞こえるかもしれませんが、第一歩はもう踏んでいます。
この先のコースで扱うものも、規模が変わるだけで、やっていることは同じです。 伝えて、形にしてもらって、直す。ここまで来ていれば、あとは大きくしていくだけ。
次のコース「Claude入門」では、2つ目の相棒を迎えます。 文章まわりが強いほうです。ここまで来た人なら、流れはすぐつかめます。
- 自分の作業から1つ選んで、専用の係を作った
- 1回以上使って、中身を直した
- 作りすぎないほうがいい理由が言える