うまくいった話だけ聞いても、再現できません

ここまでは通った道の話で、このSTEPは落ちた穴の話です。作り話は入れていません、格好がつかないところも含めて全部、このサイトを作る途中で実際に起きたことです。

日本語の中に、外国の文字が1つ混ざる

起きたこと
何が起きたAIが書いた日本語の記事の中に、外国語の文字が1文字だけ混ざっていた
なぜ起きた文章を作る途中で、見た目のよく似た別の文字が紛れ込むことがある
何をルールにした外国語の文字が混ざっていないかを、出す前に毎回機械で確かめる

このときは、たまたますぐ気づけました。ただ見た目がほとんど同じ文字なので、毎回自分の目で拾える自信はまったく無い。STEP 4で「数えられるものは機械へ」と書いたのは、これがあったからです。

図解は、指定を1行落とすたびに崩れる

図解の事故は4つあって、どれも指定に書き忘れた行が、そのまま崩れとして出てきただけです。

何が起きたなぜ起きた何をルールにした
キャラクター以外の道具や箱まで黒く塗られて、キャラと見分けがつかなくなった塗っていい範囲を書いていなかった面を黒く塗りつぶさない。塗っていいのはキャラだけ、と毎回書く
橙が面でベタ塗りされて、そこだけ質感が浮いた橙をどう使うかを、位置しか指定していなかった橙も線で描く。面をベタ塗りしない、と毎回書く
キャラの頭が大きく、脚が極端に短い2頭身になった頭身の指定を書き忘れた頭身を必ず数字で書く
横顔のときに白目が描かれて、別人の顔になった目の描き方の指定を書き忘れた白目を作らない、と毎回書く。顔が入る図は正面向きにする

崩れが1回起きるたびに、共通の指定が1行増えました。直す時も1から作り直すのはやめて、いまは出来ている絵を渡して「ここだけ描き直して、それ以外は1ピクセルも変えない」と頼んでいます。

AIが、決まりを守りすぎる

図解をまとめて作らせたら、1枚作るたびに進み具合のメモへ記録が書き足されて、約600行になっていました。「作業したら記録を残す」という決まりを、画像を作るAIがそのとおりに守っただけなので、向こうは何も悪くない。それからは、画像を作らせる時に「画像の保存以外は書かない」と頼む文面に入れています。

無い画面を、作りたくなる

AIが答えを返してきた画面を記事に載せたくなって、実際には撮れないので、それらしく作らせようとしたことがあります。作れば作れるんですけど、読む人は書いてあるとおりに操作するので、その画面が本当は無いと分かった瞬間に、他の記述も信じられなくなる。作るのはやめて、その節の考え方を図解にしました。

撮れないものは、図にする。似せない。

良かれと思って持ち込んだ物が、裏目に出る

何が起きた何をルールにした
参考にした画面の派手な動きをそのまま持ち込んだら、あちこちが動いて落ち着かない画面になった参考から借りるときは、借りたいところと借りたくないところを分けて言う
プロンプトの枠の中に、コピーされる文と書き換えの注意が混ざっていて、どこまでがコピーされるのか分からなかったコピーさせる枠には、コピーされる物以外を入れない。補足は枠の外に出す

動きは、参考の側で何のためにあるのかを見ずに形だけ借りたせいで暴れました。枠のほうは、親切のつもりで足した注意が、使う人には迷う原因になっていたやつで、いまこのコースに出てくる枠は全部直したあとの形です。

通った道のあちこちに穴が開いている。1つ落ちるたびにそこへ印が付いて、次からは踏まなくなる
通った道のあちこちに穴が開いている。1つ落ちるたびにそこへ印が付いて、次からは踏まなくなる

事故は、ルールに変わったぶんだけ残ります

ここまで9つ出しました。起きた時点ではただの失敗で、ルールに変えた瞬間だけ、次から使えるものに変わる。書き方は「◯◯するな」ではなく「◯◯すると△△になるから、◯◯しない」の形にします。理由が付いていないルールは、忙しいときに自分で破るので。

つまずきやすいところ

事故が多すぎて、自分がやったら同じかそれ以上にやらかしそう。

やらかします。というか、やらかさない前提で進めるほうが危ないです。大事なのは事故を減らすことより、1回起きた事故を2回目に起こさないことで、僕もこれだけやらかして、それでもこのサイトは動いています。

終わったら、ここが言えるか確かめる