資料の話のはずが、一般論が混ざる
資料について聞いているのに、返ってくる答えに世間の一般論が混ざることがあります。
読ませた資料に質問すると、それらしい答えが返ってきます。 ただ、その中身が資料から来ているのか、AIが元から知っていることなのか、 文面だけでは分かれていない。 読んでいて、それ資料に書いてあった、と引っかかったら、だいたい混ざっています。
「頼み方テンプレを1枚作る」で、書かなかったことは平均で埋められる、という話をしました。 資料を渡していても同じことが起きます。資料に無いことを聞けば、外から埋めてくる。
完成プロンプト② 資料に聞く
添付した資料について質問します。
質問は、このあとに続けて書いてください。
答えは、この資料に書いてある範囲だけで作ってください。資料に書かれていないことは、書かれていないと言ってください。一般論として知っていることは、混ぜないでください。答えには、資料のどこを根拠にしたかも添えてください。
1回言えばそのやり取りの間は効くので、質問のたびに書き直さなくて大丈夫です。 最後の1文で根拠の場所も付いてくるので、 怪しいと思ったところだけ、原文へ戻って確かめられます。
書いていません、が返ってきたら当たり
この指定をすると、書かれていません、と返ってくる回が出てきます。 ほしかった答えが出ないので失敗に見えるんですけど、 僕はこれ、いちばん価値のある返事だと思ってます。
「書いていません」は、資料の穴が見えた合図です。その資料だけでは決められない、という情報がそこで手に入る。
- その資料では足りないと分かるので、別の資料を探す
- 資料の外の話だと分かったうえで、あらためて一般論として聞き直す
どちらへ進むかは自分で決められます。 混ざったまま受け取っていたら、この分かれ道そのものが見えません。
質問を重ねて掘る
- ①で出させた要点の中から、いちばん気になった1つを選ぶ
- その要点について、そう言える根拠が資料のどこに書かれているかを全部挙げてもらう
- 根拠が薄いと感じたら、他に根拠はあるか、ともう一度聞く
3往復もすると、資料の骨組みが見えてきます。 根拠が1つしか出てこない要点は、その資料の中でもそこまで強く言われていない、 ということも同時に分かる。そこで止めておけばいいです、その資料に関しては。
範囲を絞ると答えが浅くなりそうなので、指定していない。
浅くなるのではなく、資料に書いてある分だけになります。物足りなく感じたなら、それは資料のほうが薄いということなので、足りない部分は別で調べれば済みます。混ざったまま受け取るより、境目が見えているほうが次の手を決めやすいです。
- ②を先に置いてから質問した
- 「書いていません」と返ってきたときの次の一手を決めている
- 気になった要点を1つ、根拠まで掘り下げた