題材は、いま気になっていることでいい

練習用のテーマを用意することもできるんですが、 自分に関係ない題材だと、返ってきたものを読まないまま終わります。 なので、いま気になっていることをそのまま使ってください。

  • 前から気になっている道具の、いまの立ち位置
  • やってみたいことの、始め方の全体像
  • 自分の手順メモの中で、毎回調べ直している部分

僕はいま、この学び場を作るための下調べをこの形で回しています。 どんな学び方が世の中にあるのか、みんながどこで詰まっているのか。 そのあたりをまとめて出してもらって、そこから読む。 1本ずつ自分で探していたら、たぶん今も探しています。

1ページ見れば終わる話なら、深掘りは要りません。STEP 1 の線引きどおり、 何本も読み比べることになりそうなときだけ、この先へ進んでください。

完成版を、そのまま渡す

これが、このコースの持ち帰りです。書き換えるのは上の4行だけ。

完成版。テーマと観点だけ書き換えて、そのまま使えます

◯◯について、いまの状況を調べてまとめてください。 知りたい観点は、次の3つです。 1. いま主に使われているものと、その違い 2. 始めるときに何が必要か 3. よくある失敗

1行目のテーマと、観点の3行を、自分が知りたいことに置き換えてください。下の条件は触らなくて大丈夫です。

いまのウェブの情報を調べたうえで答えてください。 出どころの条件。 ・提供元の公式ページ、公式のヘルプ、官公庁の発表を優先する ・まとめ記事や個人のブログは、公式が見つからない場合にかぎり、記事から取ったと明記して使う 出す形。 ・数字・固有名詞・日付には、その隣に、どのページを見て書いたのかのURLを置く ・重要な主張には、引用元のどの一文がその主張を支えているのか、原文を短く引いて併記する ・いつの時点の情報かを、事実ごとに添える ・確かめられなかったものは、推測で埋めずに「未確認」と書く やらないこと。 ・推測で埋めない ・ページの最終更新日を、発表された日として扱わない ・似た別のものの数字を、そのまま持ってこない 最後に、この調査を「何を調べたか1行・要点3行まで・確かめたページのURL・自分の判断(空欄のまま)」というメモの形でも、短くまとめてください。

長く見えますが、書き換えるのはテーマと観点だけです。 下の条件は毎回同じものを使い回します。 深掘りリサーチの機能があるツールなら、それをオンにして送るとさらに厚くなります。 無くても、このまま送って大丈夫です。

中身は4つの部品でできています

丸ごと信じて使うより、何が書いてあるかを知っておくほうが安心だと思うので。

部品何をしているか
テーマと観点何の、どこが知りたいか。厚みの場所をこちらが決める
出どころの条件公式を先に読ませる。誰かの要約の孫引きを防ぐ
出す形事実の隣にURLと原文。あとで確かめる作業が一瞬になる
やらないこと推測で埋める・日付の取り違え・別物の数字。よく起きる事故を先回りで止める

「未確認と書いていい」を入れているのは、 「その答え、ほんとに合ってる?」で出てきた逃げ道と同じ理由です。 逃げ道を先に渡しておくと、無理にそれらしい出どころを作る動きが減ります。

観点って言われても、思いつかない

3つ挙げてと言われて手が止まる人は、観点を出させるところから頼めばいいです。 「このテーマで、知っておくべき観点を10個挙げて」と先に聞いて、 並んだ中から3つ選ぶ。先に決めておくと楽なんですよね、観点は。

  • いま自分が決めたいことに、直接効きそうなもの
  • 人によって言うことが変わりそうなもの。そこが知りたいところなので
  • 調べておかないと、あとで戻ることになりそうなもの
ここだけ覚える

観点は、出させるのはAIでいい。選ぶのは自分。選んだ3つが、そのまままとめの厚みになります。

始まる前に、計画が出てきたら

送ったあと、すぐ調べ始めずに、こういう順番で調べます、という計画を先に出してくるものがあります。 そのまま開始を押している人が多いんですけど、削るならここです。 頼んでいない項目(評判とか、一般的な動向とか)が混ざっていたら、始まる前に消す。走らせてから「そこは要らなかった」と気づくのが、いちばん高くつきます。

計画を出さずに、そのまま始まるものもあります。 その場合は、返ってきたものを見てから観点を足し引きすればいいので、ここは飛ばして大丈夫です。

1本で終わらせない

返ってきたまとめを読むと、たいてい引っかかるところが1つ出てきます。 そこが、実はいちばん知りたかったところだったりする。 そのまま追加で聞いてください。「3番のところ、もう少し詳しく。出どころも」で足ります。 最初の1本は下調べで、2本目から本題に入る。そのくらいの感覚のほうが実際に近いです。

つまずきやすいところ

長いまとめが返ってきたので、これで調べもの完了だと思った。

まだ半分です。この時点のまとめは、確かめていない下書きなので。開いて確かめるところまでやって、やっと使えるものになります。次のSTEPがそこです。

終わったら、ここが言えるか確かめる
  • 自分が気になっていることを題材にして、完成版で1本頼んだ
  • テーマと観点の書き換えだけでいい、と分かっている
  • 返ってきたまとめが、まだ下書きだと分かっている