調べ直しは、地味に高くつく
一度調べたことは、残しておかないと、たいていもう一度調べます。
一度調べて、そのときは分かったつもりになって、 でも数か月後には同じ言葉で検索し直している、というのを何回かやると、 さすがに残し方のほうを考えたくなります。
メモって、作っても見返さないんだよな。と思う人は多いと思います。 見返さないメモには理由があって、たいてい中身ではなく残し方のほうに原因がある。 全部を残そうとしているか、置き場所が遠いか、だいたいそのどちらかです。
メモは、もう出ています
完成版プロンプトの最後に、 「メモの形でも短くまとめて」と入れてありました。 返ってきたものの末尾を見てください。こういう形で出ているはずです。
| 残すもの | なぜ |
|---|---|
| 調べたこと(1行) | あとで自分のメモを引くときの見出しになる |
| 要点(3行まで) | 全部残すと、長すぎて読み返さない |
| 出どころのURL | 確かめ直しが一瞬で終わる |
| 自分の判断(空欄) | ここだけは、AIに書かせない |
STEP 4 で確かめて直した行があれば、メモのほうにも反映させてから使ってください。 「さっき直した内容で、メモも出し直して」で済みます。
空欄は、自分で埋める
「だから自分はこうする」の1行だけは、自分の言葉で書きます。
最後の1行がいちばん大事で、いちばん抜けます。 要点だけのメモは、あとで読んでも他人が書いた資料に見えるんですよ。 「だから自分はこうする」が1行あるだけで、次に開いたときに続きから動けます。 ここまでAIに書かせると、読み返したときに自分の言葉が1つも無いメモになるので、 わざと空欄で出させています。
置き場所を1つに決める
- すぐ開ける場所に置く。開くのに手間がかかる場所は、それだけで使わなくなる
- 1本のファイルに追記していく形が続きやすい。日付を頭に付けて、下に足すだけ
- 分類やタグを作り込まない。作り込んだ分だけ書くのが面倒になって、そこで止まる
決めておくと楽です、置き場所を先に。
メモは、置き場所を1つ決めた時点で半分できている。形を整えるのは、たまってきてからでいいです。
たまってきたら、そのメモ自体をAIに読ませて聞ける状態にもできます。 「Gemini Notebookを使ってみる」でやるのがそれです。
3回調べたことは、道具にする
メモがたまってくると、同じテーマを何度も調べていることに気づきます。 3回目が来たら、それはもう調べものではなくて、自分用の道具にするものだと思ってください。 毎回同じ観点で調べているなら、完成版プロンプトの観点のほうを 自分の定番に書き換えて、テンプレとして持っておけばいい。
きれいにまとめてから残そうとして、結局1本も残っていない。
要点3行と、URLと、自分の判断1行。この形以上に整えなくていいです。整え始めると時間がかかって、そのうち残すこと自体をやめます。雑でも残っているメモのほうが、きれいで存在しないメモよりずっと役に立ちます。
これで1周です。次に何か気になったとき、検索窓に打ち込む前に STEP 3 の完成版を思い出してもらえたら、このコースの役目は終わりです。
- 末尾のメモを取り出して、置き場所に残した
- 「自分の判断」の1行を、自分の言葉で書いた
- メモの置き場所が1つに決まっている