1つだけ、名指しですすめます
superpowers という詰め合わせが、いちばん分かりやすく変わります。
僕がこれまで入れたものの中で、入れた瞬間に動き方が変わったのはこれです。正直、ここまで違うとは思っていませんでした。
Codex でも Claude Code でも、どちらでも入ります。どちらの公式の配布先にも置いてあるので、 使っている道具がどちらでも、この先はそのまま進めて大丈夫です。
入れると、こうなります
- 頼むと、いきなり作り始めずに「何を作るのか」「どういう条件か」を先に確かめてくる
- うまくいかないとき、その場しのぎで直さずに原因のほうを調べに行く
- 「出来ました」と言う前に、本当に動くかを自分で確かめる
- 大きい作業を、小さく割ってから順番に進める
読んで分かるとおり、これは全部、こちらが毎回言っていたことです。 それを言わなくてよくなる、という話です。
乱暴に言うと、腕のいいエンジニアの頭の中にある進め方が、そのまま入ります。プログラミングをしない人にも効きます。変わるのは書き方ではなく、物事の進め方そのものだからです。

入れ方
手順は覚えなくていいです。これを貼るだけです。
superpowers というプラグインを入れたいです。
公式のマーケットプレイス(Claude Code なら claude-plugins-official、Codex なら公式のプラグイン一覧)に入っているはずなので、探してインストールまでやってください。終わったら、再起動が必要かどうかも教えてください。
入れ直したあと、最初の1回はいつもより聞かれることが増えます。それが効いている合図なので、面倒がらずに答えてあげてください。
ただし、合わない場面もあります
動きが良くなるなら、常に入れておけばいい。
ちょっとした頼みごとにも段取りを立て始めるので、急いでいるときは煩わしく感じます。僕は入れたままにしていますが、合わないと思ったら外して構いません。外すのもボタン1つです。
あとは、見つけたら入れてみる
いいスキルやプラグインは、X や YouTube でも毎日のように流れてきます。公式が配っているものだけが良いものというわけではありません。
気になったものを見つけたら、入れて使ってみる。これがいちばんの近道です。合わなければ外せばいいだけなので、失うものがありません。
拾ってきたものだけ、1回止まる
合わなければ外せばいい、と書きました。それはそのとおりです。 ただ1つだけ、外しても戻らないものがあって。入れているあいだに外へ送られたものと、消されたものは戻りません。
スキルは、こちらのパソコンの中で動く手順書です。 中身は文章なので開けば読めますし、出回っているものの大半は、書いてあるとおりのことしかしません。 それでも、頼んでいない先へ何かを送る手順が書いてあれば、そのとおりに動きます。
そこで判断の材料にしたくなるのが★(スター)の数なんですけど、あれは、保存した人と気に入った人の数です。有名かどうかの目安にはなります。ただ、中身が安全かどうかとは別の数字です。
公式の配布先から離れたときだけ、この5つを確かめてください。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| やりたいことと合っているか | 説明書のはじめの部分。似た言葉でも、出てくる物が違うことがある |
| 自分のパソコンで動くか | 必要なものの欄。先に用意する物と、お金がかかるかどうか |
| いまも手が入っているか | 最後に更新された日。止まっているものは、つなぐ先が変わったときに動かなくなる |
| 使っていい条件か | 利用条件のページ。人へ渡す、売り物に混ぜるなら必ず |
| 外へ送る、消す動きがないか | 説明書と中身の文章。心当たりのない送り先が出てきたら、そこで止める |
1つでも分からないまま残ったら、その日は入れない。明日になっても同じものは同じ場所にありますし、 急いで入れる理由って、だいたい無いんですよね。
分からないところは、読ませるだけ頼む
とはいえ、5つ全部を自分で確かめるのはしんどいです。英語ですし。そこも頼んでいいです。ただ、頼み方を1つだけ変えてください。
やってほしいことより先に、やらないことのほうを書きます。
何も言わずに「これ調べて」と頼むと、調べたついでに入れてくれてしまうことがあります。 親切でやっているぶん、たちが悪い。
このURLの道具について調べてください。
URLのところに、気になっている配布ページのアドレスを貼ってください。
調べるだけにしてください。インストール、コマンドの実行、外部への通信、ファイルの変更、削除は、一切しないでください。 そのうえで、次の5つに分けて報告してください。 1 何ができる道具か 2 動かす前に必要なもの。対応している環境、先に用意する物、お金がかかるかどうか 3 主な危険。外部へ何かを送る、消す、強い権限を求める動きがあるか 4 安全な試し方 5 調べても分からなかったこと それぞれ、どこに書いてあったのかも一緒に書いてください。分からないところを、推測で埋めないでください。
最後の1行を入れるかどうかで、返ってくるものがまるで違います。どこに書いてあったかまで出させると、「安全です」の一言では済まなくなるので、 こちらも自分の目で確かめられます。
これで安全が保証されるわけではありません。やっているのは、入れるボタンを押す前に、自分が判断できる材料をそろえることだけです。
次のコースへ
人が作った手順を足せるようになりました。 ここまでは借りている状態です。
次のコースでは、自分の手順をスキルにします。自分がいつもやっている作り方を、次から一言で呼び出せるようにする回です。
- 詰め合わせを1つ入れて、動き方が変わるのを見た
- 入れたあと、聞かれることが増えるのが正常だと知っている
- 合わなければ外していい、と分かっている
- 公式の配布先以外から入れるとき、何を確かめるか言える