丸ごと、ポンと渡す

整理してから渡す必要はありません。全部そのまま渡します。

貼る前に分類したくなるんですが、それはAIの仕事で、こっちの仕事は貼るだけです。順番がバラバラでも、話題が混ざっていても、読み取る側は困らないので、前のSTEPの1枚をそのまま持ってきてください。

作るのは「口調変換マークダウン」というファイルです。マークダウンは、見出しや箇条書きを記号で書く、ただの文章ファイルだと思ってください(拡張子は .md)。どのAIに渡しても読めるので、口調のルールを入れておく入れ物にちょうどいいんですよね。

何を読み取らせるか

プロンプトは長めですが、読まなくても使えます。何を頼んでいるかだけ言うと、次の角度で口調を読み取らせて、ルールに番号と実例を付けさせています。

角度見ている所
一人称と呼び方僕・私・自分、相手をどう呼ぶか
語尾と口癖よく使う語尾と言い回し、使う場面
句読点と改行読点の打ち方、どこで改行するか
笑いの表し方w、笑、絵文字、記号
テンポ文の長さ、結論と補足の順番
考えの出し方言い切るのか、ぼかすのか
避けている表現硬い言い回し、絶対に言わなそうな言葉
集めた文章と一緒に貼るプロンプト

このプロンプトの最後に、私が実際に書いた文章をたくさん集めたものを貼ります。LINEやSNS、チャット、AIとの会話などで、自分が打った側だけを貼っています。 これを読み込んで、私専用の「口調変換マークダウン」を作ってください。目的は、AIが書いた文章を、このファイル1枚で私の口調へ変換できるようにすることです。あとでどのAIのどの作業場に渡しても使えるように、他の説明が無くてもこのファイルだけで意味が通る形にしてください。 ファイルには、上から順にこれを入れてください。 1)このファイルの目的と使い方(3行くらい) 2)移植しないもの。誤変換・打ち間違い・意味の壊れた文・個人情報・身内にしか通じない言葉は、私の癖として扱わない 3)口調のルール本体。次の角度で、読み取れたものを書く ・一人称と、人の呼び方(チャットと外向けの文章で変えたくなることが多いので、独立したルールにする) ・語尾と口癖(どんな場面で使うかも添える) ・句読点と改行の癖 ・笑いの表し方(w、笑、絵文字、記号など) ・テンポ(文の長さのリズム、結論と補足の順番、言い直しや言いさしの癖) ・考えの出し方(強く言い切るのか、ぼかすのか、迷いをどう見せるのか) ・避けている表現(硬い言い回し・カタカナ語・絶対に言わなそうな語) 4)間違いに見えるけれど直さないもの。誤字に見えて実は癖、というものがあれば、なぜ直したくなりそうかとセットで 5)AIっぽい短い文章を私の口調に変換した、ビフォーアフターの見本を2つ 6)変換した文章を確かめるためのチェックリスト(5項目くらい) 書き方のルールです。 ・ルールには全部通し番号を振る(あとで「ルール3を消して」と頼めるように) ・各ルールに、貼った文章の中から実例を1つ添える。実例が見つからないルールは作らない ・連発すると嘘っぽくなる言い回しには、「1回の文章で◯回まで」の目安を付ける ・決めつけず、読み取れた範囲で書く。項目を埋めるための推測はしない 最後にマークダウン形式のファイル(.md)として出力して、ダウンロードできるようにしてください。ファイル名は「口調変換」でお願いします。 集めた文章:

補足 最後の「集めた文章:」のあとに、前のSTEPで集めた1枚をそのまま貼って送ってください。

まとめて渡すと、繰り返している癖と、使っていない言い方が見えてくる
まとめて渡すと、繰り返している癖と、使っていない言い方が見えてくる

角度に「避けている表現」を入れているのは、使っていない言い方にこそ好みが出るからです。AIの文章がなんとなく他人に見える時、正体はたいていここです。あと、語尾より大きいのは実はテンポのほうで、結論を先に言うのか、条件を後ろに足すのか、そういう順番の癖が口調の芯になります。

読んで、違うところだけ消す

出てきたマークダウンを、上から読んでみてください。「言われてみれば言うわ」が並んでいるはずです。ちょっと面白いですよ、ここ。ただ、たまに「いや、これは言わない」も混ざります。

  1. 違うと思ったルールを1つ挙げる
  2. 「ルール3は私の癖ではないので消してください」と、番号で伝える
  3. 直したファイルを、もう一度出させる
ここだけ覚える

手元に、自分の口調を番号付きのルールにした1枚ができました。違うと思ったルールを消せば、それでもう初版です。

つまずきやすいところ

出てきたルールを全部そのまま信じて、1つも消さずに使い始める

AIは貼った文章から読み取ってくれますが、たまたま1回だけ使った言い回しを癖として書くことがあります。読んで「言わない」と思ったものは、遠慮なく消してください。自分にしか判断できない所です。

直し終わったファイルはダウンロードして、置き場所を1つ決めておいてください。ダウンロードのフォルダに入ったままだと、そのうち消したり動かしたりしがちなので、一度だけ決まったフォルダに移して、あとは動かさない。次のSTEPで、スキルからこのファイルの場所を指定する人は特にです。

終わったら、ここが言えるか確かめる